容室経営は、足し算と引き算の繰り返し。51歳の今、思うこと

51歳になりました。

僕と同じくらいの年代になると、もう子どもが成人していたり、子育てが一段落していたりする人も結構いると思います。

でも、僕はまだまだ子育て真っ最中。

これから子どもたちにお金がかかる時期でもあるし、自分自身の将来のことも考えなければいけない。

そうなると、やっぱり「何とかしなきゃ」という気持ちは常にあります。

ただ、この気持ちは50歳を過ぎて急に出てきたものではありません。

昔からずっとあるんですよね。

年齢を重ねるにつれて、その責任感が少しずつ強くなっているという感じでしょうか。

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美容室の売上は、ずっと右肩上がりではない

美容室を経営していると、売上がずっと伸び続けるなんてことは、なかなかありません。

順調な時期もあれば、停滞する時期もある。もちろん、下がることだってあります。

特に美容室は、人の影響が大きい仕事です。

例えば、スタッフが一人辞めることになったとします。

そのスタッフが毎月売上を作っていたとしたら、当然、その分の売上がなくなる可能性がある。

しかも、スタッフの退職というのは、一度きりの話ではありません。

長く経営していると、数年単位でそういうことが繰り返し起こります。

だから、そのたびに「困ったな」で終わらせるわけにはいかないんですよね。

マイナスが出たら、次のプラスを考える

僕の場合、何かマイナスになる要因が出てきたときは、まず数字で考えるようにしています。

スタッフが辞めたら、月にどのくらい売上が減るのか。

新しいスタッフが成長して売上を作れるようになったら、どのくらい補えるのか。

新しいメニューを始めたら、それが月にどのくらいの売上につながるのか。

そういうことを、一つひとつ足したり引いたりして考えるんです。

もちろん、計算どおりにいくとは限りません。

新しいことを始めても、思ったほど売上につながらないことだってあります。

それでも、マイナスが出ることが分かっているなら、何かプラスになることを考えないといけない。

僕はそう思っています。

新しいメニューも、Web集客も、その積み重ね

これまでにも、そういう考え方でいろいろなことに取り組んできました。

例えば、アイメニューや眉毛メニューの展開や拡充。

美容室としてできることを増やせば、それまでとは違うお客様に来てもらえる可能性が生まれます。

また、2020年頃からは、集客の方法も少しずつ変えてきました。

以前はホットペッパービューティーへの依存度が高かったのですが、それだけに頼るのではなく、自分でもWebサイトやWeb集客に取り組むようになりました。

今では、ある程度定期的に新規のお客様を集められるようにすることも、経営の大切な仕事の一つになっています。

もちろん、Web集客の話だけでも相当長くなるので、それはまた別の機会に書こうと思います。

ただ、こうした取り組みも、僕の中では全部つながっているんです。

スタッフが辞めたら、新しい人材を育てる。

新しいメニューを増やす。

集客の方法を増やす。

何か一つに頼りきるのではなく、少しずつ売上を作る方法を増やしていく。

そんな考え方です。

現状維持のためだけに、新しいことをするわけじゃない

ここは少し誤解されそうなんですが、僕は単純に現状維持を目指しているわけではありません。

新しいことを始めるなら、当然、今よりプラスになる可能性を考えています。

例えば、売上が減る要因があったとしても、新しい取り組みでそれ以上の売上を作れる見込みがあるなら、挑戦する意味はあると思うんです。

ただし、すべてがうまくいくとは限りません。

だから、資金的に無理がないか、もし想定どおりにいかなかったらどうなるのか、そういうことも考えなければいけない。

理想は、うまくいけば今よりプラスになる。そして、多少思いどおりにいかなくても、何とか現状を維持できる。

そういう見込みを立てながら動いていくことなのかなと思っています。

もちろん、実際の経営では想定以上に厳しい結果になることもあります。

そこが難しいところでもありますね。

何もしなければ、引き算だけが残る

経営をしていると、いろいろな変化が起こります。

スタッフが辞めることもあれば、お客様の動きが変わることもある。

売上が伸びることもあれば、下がることもある。

そういう変化を完全になくすことはできません。

でも、何かが減ったときに、ただ減ったままにしておくのか。

それとも、新しい何かを考えて、次のプラスにつなげようとするのか。

そこは経営者として大きな違いがあると思っています。

51歳になって、家族のことも、自分の将来のことも、以前より現実的に考えるようになりました。

だからこそ、無理な挑戦はできません。

でも、何もしないわけにもいかない。

結局、これからも足し算と引き算を繰り返しながら、少しでもプラスになる方法を考えていくんだと思います。

それが今の僕の、美容室経営に対する考え方です。

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